初心者でも失敗しない!家庭で育てられる観葉植物の育て方【楽しみ方やおすすめの観葉植物5選も紹介】

観葉植物

観葉植物は、インテリアの一部としても人気があり、室内で手軽に育てることができる植物です。
初心者でも失敗しにくく、簡単に育てることができる種類も多いため趣味として始める方も多いのではないでしょうか。
今回は、家庭で育てる観葉植物について、失敗しない選び方と育て方のポイントを紹介します。

観葉植物の選び方


観葉植物を選ぶ際には、自分の生活環境に合った植物を選ぶことが大切です。

例えば、明るさが足りない場所には、シェフレラやフィカスなどの耐陰性のある植物がおすすめです。
逆に、日当たりのよい場所には、モンステラやエケベリアなどの日光浴が好きな植物が合います。
また湿度が高い場所には、フィロデンドロンやツルバキアなどの熱帯系の植物が適しています。

このように環境によって、植物には成長に向いている環境が様々あります。
まずは育てる場所の明るさや湿度、温度などを考慮して、適した植物を選ぶようにしましょう。
また、植物の種類によっては、育て方にある程度の知識が必要なものもあります。
初心者でも失敗しない、育てやすい植物を選ぶことが大切です。

鉢や土の選び方


観葉植物を育てるには、適切な鉢や土を選ぶことが重要です。
鉢には、根が広がりやすいものや、排水孔が付いているものなどがあります。

また、土には、水はけの良いものや、肥料が入っているものがあります。
植物によっては、特定の鉢や土が必要な場合がありますので育てる植物に合わせて選ぶようにしましょう。

鉢は、植物の大きさや根の量に合わせたものを選びましょう。
根が広がりやすい植物は、幅の広い鉢を選ぶ必要があります。
また、排水孔が付いている鉢を選ぶことで、過剰な水分がたまらず植物が根腐れを起こすことを防ぐことができます。

水やりの方法


観葉植物の水やりは、植物にとって非常に重要な要素の一つです。
水やりが不適切だと、植物の成長を妨げたり、葉が萎れたりしてしまうことがあります。

まず、観葉植物に必要な水の量は、気候や季節、環境などによって異なります
一般的には、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるのが良いとされています。
しかし、これはあくまでも目安であり、植物の種類や場所によって適切な水の量は異なることに注意が必要です。

また、水の質も重要な要素の一つです。
一般的には、軟水の方が観葉植物に適しています。硬水は鉄分やカルシウム分が多く含まれており、葉が茶色く変色することがあります。
逆に水質が良くない場合は、植物が栄養不足に陥ることがあるため、水道水を使用する場合は浄水器などできれいにすることをおすすめします。
雨水や水を置いておいたものを使うのもおすすめです。

さらに、水やりのタイミングも重要です。夏場や乾燥した場所では、一日に数回水を与える必要があることもあります。
逆に、冬場や湿度の高い場所では、水やりの頻度を減らすことが大切です。
ただし、一度にたくさんの水を与えるのではなく、少しずつ水を与えていく方が植物の根に均等に水が行き渡りやすく水をためこまずに済みます。

肥料の与え方


観葉植物の成長に必要な栄養素を補うために、定期的に肥料を与える必要があります。
肥料は、植物の種類によって違いがあります。

緑色の葉を持つ植物には窒素が多く含まれた肥料を、花を咲かせる植物にはリン酸が多く含まれた肥料を与えましょう。
肥料の量や与えるタイミングも、植物の種類によって異なります。

肥料を与えすぎると、根が腐ってしまうこともあるため、必ず買ったお店や専門記事の指示通りに与えましょう。
また、冬場は長が遅いため肥料の量を減らす必要があります。

観葉植物の楽しみ方


観葉植物を育てることは、ただ単に植物を育てるだけではなく、生活に彩りを添える楽しみの一つです。
観葉植物がもたらす癒しや季節感を感じられる植物の変化、そして手入れをすることで得られる達成感など様々な楽しみがあります。

まず、観葉植物がもたらす癒しについてです。
緑色の植物は、目に優しくリラックス効果があることが研究で示されています。
また、植物の葉が揺れる風景は、自然からの贈り物とも言えます。観葉植物を育てることで日々の生活の中で少しの癒しを感じることができます。

次に、季節感を感じられる植物の変化についてです。
観葉植物には、春先に芽吹いた新芽や、秋になると色づく葉など季節に合わせた変化が見られます。
植物の変化を観察することで、季節感を感じることができます。

最後に手入れをすることで得られる達成感についてです。観葉植物は適切な管理をすることで長く楽しむことができます。
水やりや肥料の与え方、光の当て方など、手入れをすることで植物が健やかに育つようにサポートすることができます。
植物が健康に育っていく様子を見ることで、手入れをすることで得られる達成感を感じることができます。

観葉植物を育てることで得られる様々な楽しみは、人それぞれです。
しかし、緑色の植物がもたらす癒しや、季節感を感じられる植物の変化、そして手入れをすることで得られる達成感などどのような楽しみを見つけることができるか是非一度育ててみてはいかがでしょうか。

初心者でも育てやすい観葉植物10選


ここからは初心者でも育てやすい観葉植物を理由もつけて纏めてみました。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

・サンスベリア

育てやすく丈夫なことから、観葉植物として人気があります。
サンスベリアは、日当たりがよく風通しの良い場所で育てることが好ましいです。
また、土壌は水はけの良いものを用意し、水やりも適度に行うようにします。
夏場は1週間に1回程度、冬場は2週間に1回程度の頻度で水やりを行うのが良いでしょう。

サンスベリアは、空気清浄機能があることから、室内での飼育に最適です。
また、多種多様な葉の形状と色合いがあるため、部屋のインテリアとしても人気があります。
さらに、繁殖がしやすく、植物を増やすことができるため、多くの愛好家に愛されています。

・パキラ

パキラは、湿った土壌と明るい場所を好み、風通しの良い場所で育てるとよく育ちます。
また、水やりも適度に行い、土壌が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。
育て方が比較的簡単で、初心者でも育てやすい植物の1つです。

パキラは、丈夫で葉が大きいため、観葉植物として部屋のインテリアに取り入れることができます。
また、中国では金運を招くとされており、「幸せの木」とも呼ばれています。葉や幹の形状もユニークで、個性的な鑑賞価値があります。

・ガジュマル

観葉植物としても人気があり、室内での鑑賞に適しています。
特に、葉や枝を剪定することで、様々な形に整えることができ、盆栽としても愛されています。
また、多数の空気根から栄養を吸収するため、鉢の中の土壌が乾燥していても比較的丈夫で、
初心者でも育てやすい植物としても知られています。

・モンステラ

モンステラは、比較的育てやすい植物であり、水やりが適切であれば栽培することができます。
また、風通しの良い明るい場所が適しており、直射日光を避けることが重要です。
肥料は、春から秋にかけて、月に1回程度与えるとよいでしょう。
モンステラは空気清浄効果があり、室内の空気を浄化することができます。そのため、インテリアとしも最適です。

・アイビー

アイビーは丈夫で育てやすく、外壁を覆うツタとして利用されることがあります。
また、観葉植物としても人気があり、葉の形や模様が美しく、室内の装飾にも使われます。
アイビーは、湿気のある日陰の場所を好み、適度な水やりと肥料管理が必要です。
ただし、アイビーの葉や実は有毒であるため、注意が必要です。

まとめ


観葉植物は初心者でも育てやすいものが多く、室内の空間をより鮮やかにしてくれる素敵な植物です。
育て方には、日光、水やり、肥料の管理が必要ですが、最初は簡単なものから始め、
慣れてきたら少しずつ育て方を工夫していくと良いでしょう。

また、観葉植物を育てることで、植物と向き合う時間が生まれ、ストレス解消にもつながります。
是非、初めての観葉植物にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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